学校を縁の下で支える責任のある仕事をしています
函館市立銭亀沢中学校
公立中学校事務職
函館市宇賀浦（現:青柳）中学校 出身
卒業2013年
板谷 大夢さん
学校を縁の下で支える責任のある仕事
公立中学校で事務職員の仕事をしています。皆さんの通われる学校にも事務職員が必ず勤務していますが、簡単に言うと学校が円滑に運営されるように先生たちや生徒さんたちの毎日の環境を整えるのが仕事です。
授業に必要な教育機材や、運動会や学校祭での会場づくりやプログラムで必要になる物品を担当の先生と相談して購入すること、校内施設の窓ガラスや備品が壊れた時は業者さんに直してもらったり新品に買い替えたりなど、学校運営のお金を管理する仕事のほか、入学者や転校生の名簿管理やその他の書類の作成も行います。
毎年4月に教育委員会から決められた予算が学校に入金になります。その予算に応じて翌年3月末までの年間予算を組み立て、一年を通してお金を管理していく仕事はとても気を使いますが、生徒たちの学びのために学校を縁の下で支える責任のある仕事に就けて良かったと思います。
大好きなバスケットボールが縁でこの仕事に出会えました
この仕事には大学4年生の時に北海道公立小中学校事務公務員試験に合格して採用されました。実は、小学校の時のバスケットボールクラブでお世話になったコーチが学校の事務職の方だったので、興味を抱いて受験しました。有斗高校でも、その後、進学した札幌大学でもバスケットボールを続け、大学時代は全国大会にも出場しました。今は仕事だけに集中していますが、大好きなバスケットボールが縁で有斗高校や札幌大学に進学し、この仕事に就くことができたので、お世話になった先生たちへの恩返しができるように私もいつかはバスケットボールクラブのコーチとして子どもたちと関わって行けるようなりたいとも思います。皆さんも将来に向けて自分の打ち込めるスポーツや勉強に励んでください。
※2022年に取材した記事です。
