ユウトのクラブ

YUTO Club

 

 

「理想とするプレイヤー」とは何か、

その考え方は千差万別です。

 

私は、各々の性格的なこともありますが、

「仲間を鼓舞できる選手」

ではないかと思います。

 

バレーボールの魅力は、

個人競技ではなく、団体競技という点です。

 

個々の力を集結し、

チーム力を競うスポーツです。

 

自身のことだけではなく、

周囲の状況にも配慮できる選手、

このような選手の数がチームに

多ければ多いほど、勝率も上がり、

試合を観戦している方の

「良いチームだな」という高評価に

つながるのではないかと考えています。

 

選手たちへ唐突に

「自身のことだけではなく、

周囲の状況にも配慮しなさい」

と伝えても形式的なものであり、

実践できるとは限りません。

 

それを解決する糸口として、

自分よりもチーム（仲間）を優先する環境を

整備していく必要があります。

 

それが継続していくことで

「チームの強み」となり、

「伝統」へとつながるのではないでしょうか。

 

　以前の本校バレーボール部は

「shy」な選手が多いこともあり、

仲間を鼓舞できる選手が不足している

状況でした。

 

しかし、選手たちは、進化しています。

 

「確認の声を出そう」、

「自分の行動を相手に伝えよう」等、

少しずつですが、良き方向へと歩んでいます。

 

全員がそれを理解し、

自分よりも仲間を優先して尚且つ、

選手自身の在り方を確立できる日々を目指して

今日も体育館へ向かいたいと思います。